政府は来年の消費税増税対策として現行の10年間の住宅ローン減税を3年間延長して13年とする方針を発表しました。
弊社のお客様からはいち早く問い合わせのメールが入りましたが、延長した3年間分は単純に延長するのではなく、消費税増税相当額の減税になるのではないかという報道なので、詳細が決まるまで今少し時間が必要でしょう。
しかしこれで住宅の建物部分の増税の影響はほぼなくなることになります。
従来消費税が8%になった段階で「すまい給付金」制度が創設され、10%になったときに備えていたはずですが、再び住宅ローン減税で対策をするとは大盤振る舞いと言えます。果たしてそこまでする必要があるでしょうか?(すまい給付金もさたに拡充する予定との報道もあります)
目先の対策も結構ですが、財政規律はどうなるのでしょうか?後でしっぺ返しが来なければ良いと思います。