住宅・マンションの完成検査のチェックポイント

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住宅・マンションの完成検査のチェックポイント

住宅・マンションの引き渡しを受ける前に施主・買主の完成検査があり、そこで指摘があれば原則引き渡しまでに手直しされます。

この完成検査では何を検査するのか?以前書いたのは床下や小屋裏など見えないところに注意しましょうということでしたが、他には・・・

何かを検査するということは、検査の基準があってできることです。わかりやすい例なら「設備や仕上げが注文したものと同じか」という基準があります。あるいは「キズや汚れがないか」という基準もあるでしょう。

このような基準は一般の人にもわかりやすいのですが、住宅には他にもいろいろな基準があり、これを一般の方に理解してもらうことは難しいと思います。理解していない基準で完成検査をすることは当然のことながら無理なことです。

例えば洗面化粧台が両脇の壁の間に収まって設置されているとします。一般の方が見れば「きれいに収まっているな。」と思われると思いますが、壁と洗面化粧台の隙間にコーキング(隙間を埋める部材)がなかった場合、気づかないと思います。

コーキングがないと洗面時の水が壁の間に入り込んで、長い間に壁や洗面台が劣化してしまいます。

この例でわかるように「洗面台と壁の間にはコーキングがあった方が良い」という基準を知っていなければ判断がつかないのです。

何事もそうですが、知った上で検査するのと知らないで検査するのは大きく検査結果に影響します。

一般の方に検査の達人になれ!と言っているのではありません。そんなときのために弊社は第三者の検査員として検査に参加し、一般の方が気づかない箇所をチェックしているということを理解していただきたいのです。

「第三者に検査を依頼するのは費用がもったいないですよ。」などという営業マン・現場監督がいますが、現場が完璧に仕上がっていないのですから、そうでもしないと良い住宅ができないのです。ご理解ください。