新築分譲マンションを購入する際はチェックシートを使って一つ一つ確認しないといけないほど多くのチェック項目があります。

確認する項目は弊社の手元のシートを見るだけで、ざっと２００ほどあります。

例えば「住戸への導線はどうか？」という項目がありますが、新築マンションの場合完成した現場を確認して購入することはほとんどなく、いわゆる「青田買い」といって建築途中に契約するため、実際に住んだ際の導線を十分確認しないことが多いのです。

入居後に「エレベーターから住戸まで思ったより距離が長くて大変。」などという感想を持つ人も多いようです。

一方でエレベーターに近い住戸を選ぶと「エレベーター待ちの人の気配や声がして落ち付かない。」ということにもなります。

中には「エレベーターの扉が開閉するたびにカチッという音がする。」というクレームもあります。

あるいはエレベーターからの距離を考慮して住戸を決めたが、ゴミステーションまで大変遠かったということも起こります。

自分で慎重にチェックするという人もいらっしゃると思いますが、そもそも何をチェックして良いか一覧表でもない限り一般の方がチェックするのは難しいと思います。

例を挙げるまでもなく、完成現場を確認できない状態で成約する新築マンションのチェックは相当大変だと思います。十分ご配慮ください。