新しい分譲地を販売するときに企画したこと

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新しい分譲地を販売するときに企画したこと

ハウスメーカー時代には、大規模な土地を購入し開発行為をして分譲地として販売する仕事もしていました。

このときに注意していたのは、「新しい分譲地にお住まいいただくお客様が、その分譲地に溶け込んで快適に生活できるようにする」ことです。

分譲マンションなら管理組合に全員が加入することになり、積極的かどうかは別として否が応でもそのマンションの運営に関わることになります。

ところがこれが戸建て分譲地となると、そのような意識は希薄で自分の家だけが守られれば良いと考えがちになります。

そうは言ってもその地に住むことは、地域住民の方々と一定のルールを守って暮らすことになります。これは避けられません。

そこで分譲地の販売がある程度進んだ段階で、未販売区画に屋台を出したり金魚すくいを出店するイベントを企画し、地域の人も自由に参加できる「祭り」を開始していました。

その日は私たちも朝からビールを飲んだりして住民の方々と懇談できるので楽しいイベントでした。(もちろん会社からは怒られました)

本来住民の皆さんが自主的に始めて頂くことがベストでしょうが、大勢の見知らぬ者が新天地でそのようなことをやるのは難しい。

そこで分譲会社である私がいた会社の費用で開催していたのです。

最近でこそ「コミュニティ重視のマンション」というコンセプトのマンションも登場していますが、住むことは地域に溶け込むことですし、防犯対策・災害対策には地域の結束が最も効果的です。

是非新しい分譲地・マンションを購入される方は、そういう視点で考えてみてほしいと思います。