不動産業者の質がわかる・重要事項説明書の説明方法

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不動産業者の質がわかる・重要事項説明書の説明方法

前回に続いて不動産を購入する際に説明を受ける重要事項説明書についてですが、これをいつどのように顧客に説明するかは大きな問題です。

重要事項説明書は通常売買契約の当日、契約書の読み合せの前に説明されることがほとんどです。

しかし一般の人は不動産のプロではないので、説明書で「用途地域がどうの」とか「道路幅員による容積率の制限がどうの」と説明されても、その場でただちに理解できないと思います。(不動産業者でも理解していない人がいるのですから)

また本来ならいろいろ質問したいところでしょうが、売り主さんも目の前にいることだし、まぁ信用して説明を受けたことにしておこうというのが実情でしょう。

説明に要する時間も早い宅地建物取引士ですと30分位。そのようなスピードで全文を説明されても理解できないと思います。(私が普通にやると1時間半から2時間かかります。)

高価な取引をするにしては説明責任は軽る過ぎないでしょうか?

そこで弊社では売買契約日が決ったら、少なくとも一週間前までには重要事項説明書と売買契約書を取り寄せて、自分なりに読んで欲しいとアドバイスしています。

そして少しでも疑問に思った点があれば宅建士に尋ねるなり、弊社に尋ねてくださいと申し上げています。

全部を理解することは難しいと思いますが(そんなレベルになったら宅建資格が取得できます)、それなりに納得して契約に臨むことができます。

契約を焦らせるばかりでなかなか書類を出してこない業者であれば、取引を検討し直した方が良いと思います。