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現金は土地に出すか住宅に出すか?

3回続けて現金を土地購入部分に出すか住宅新築部分に出すかという話です。前2回は失敗例を書きましたが、今回は失敗ではなく考え方の話になります。

「どちらに現金を多く出すか?」をどう判断するかという話です。

これは今後住宅ローン金利が上がると考えるか下がると考えるかということに集約されます。

今後金利が上がると予想するのなら、金利が低い今のうちに住宅ローンを利用し土地を購入します。その後金利が上がったときに現金で住宅を新築すれば「金利が低い内にローンを借りることができて良かったね。」となります。

金利が下がると予想するのなら土地購入時に現金を多く出して、金利が下がった段階=順番から行けば住宅を建てる段階で低い金利の住宅ローンを利用します。

金利の動向を正確に予測することは困難ですが、ここはある意味おあそび的に賭けをすることになります。

なお現在は住宅ローン控除を利用すれば、現金を出すよりローンを借りた方がお得になる人が多いと思いますので、金利の予想というよりそちらの計算をしっかりやる方が重要だと思います。

※住宅・不動産に関する相談は「住宅相談センター」へ。