不動産投資ブームの転換期になるか?スルガ銀行一部業務停止

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不動産投資ブームの転換期になるか?スルガ銀行一部業務停止

ここ数年不動産投資ブームです。地方でも投資セミナーが花盛り。一般の人が不動産投資にこぞって乗り出したときは、プロはピークアウトしたと考ていると思います。株式投資でもそうですよね。

30年前のバブル期は、不動産価格が一晩で倍にも3倍にもなったので、一般の人も巻き込んで不動産投資ブームとなりました。

このときは急激な円高に対抗するための円売りドル買いによって市中にあふれた資金が行き場を失って株式市場や不動産市場に流れたことでバブルを生みました。

しかし平成2年の「不動産融資の総量規制」(=資金の規制)が発表されたことで一気に沈静化し、バブル崩壊を呼び多くの企業や個人が被害を被りました。

今回のブームもアベノミクスによる異次元緩和であふれた資金が不動産市場に流れたことと、融資の史上最低金利によって発生しているものです。

今回資金規制のトリガーになりそうなのが、スルガ銀行の不動産融資部門の6ヶ月間の営業停止命令と業務改善命令、さらに他金融機関の不動産融資に対する金融庁の監督強化ではないでしょうか。

すでに一般個人の不動産投資に対する融資は大変厳しくなっています。

資金がなければ不動産投資はできませんが、その資金も人為的に操作されることで出たり出なかったりするものです。

バブル崩壊の二の舞にならないように、売買を視野に入れて不動産投資をしている一般の方は手仕舞いされることをお勧めします。

ちなみに弊社のお客様は、すでに1年前に手仕舞いし手元のキャッシュポジションを上げて運用しています。このブームが去った後に再び底値で買う日を待ち望んで。

「人の行く裏に道あり花の山」