住宅については消費者と業者の情報格差がありすぎる

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住宅については消費者と業者の情報格差がありすぎる

とある工務店で1年以上打ち合わせを重ねてきて、さあ契約という段階になって、新築中に第三者の住宅診断(ホームインスペクション)を入れることを拒否されたと途方に暮れた方から相談がありました。

いまどき建築中の現場に第三者の住宅診断が入ることを拒否する会社があるんですね。私が知る限り愛知県ではW社がそうですが、それ以外は知りませんでした。

もちろん第三者診断は法律に定められたものではありませんから、新築中に建物に立ち入るには施工会社の許可を得なければならないことは当然です。(施工中の建物の所有権は施工会社にあります)

しかしその工務店は数年前に弊社が診断したことがある会社で、弊社のホームページにも過去の実績社名として掲載しているので相談者が問題ないだろうとお考えになったのも無理はありません。

数年前は許可されたにもかかわらず今回はダメとはこれ如何に?

おそらくこの間に現場に入った別のホームインスペクターに徹底的に指摘されて、その対応で相当迷惑した経験をしたのではないでしょうか?

W社の場合はそうです。

しかし今は拒否する方がマイナスイメージを持たれる時代です。泰然自若、大きく構えて「どうぞいくらでも見てください。」という方が好感度が上がると思いますけど。実際そういう工務店もあります。

比較すると総じてそう言ってくれる工務店の方が施工品質が良いのです。当たり前ですかね。

 

教訓:建築中の第三者住宅診断を入れることは、品質の良い住宅を造るために有効ですが、工務店・ハウスメーカーと商談に入る冒頭で、その希望を伝えることが良いでしょう。