住宅ローンに関する相談を受けていますが、どうしても気になることが。
住宅ローンの相談で最も多いのは「今検討してる住宅ローンより条件の良いローンはないでしょうか?」というものです。このようなことに気が付いて比較検討しようというお客様ですから相当勉強されていますね。弊社としてはより有利な住宅ローンをご提案することでお役に立つことができると思います。
ただこの段階で相談にいらっしゃる方の多くは、すでに売買契約や請負契約が終わっているか契約間近という方です。
何が問題か?この段階にいる方は希望借入金額が決っていることがほとんど、あるいはこれからまだ追加注文が出るかも知れないという方です。
そもそもその希望借入金額を借りても大丈夫なのでしょうか?ということが、どうしても気になるのです。この借入額がどのようにして決定されたのかがわからないのです。
もちろん金融機関の事前審査は1行や2行済ませているので借りられないことはないと思いますが、私が心配するのは本当に返済できて、他の生活も問題ないのかということです。
住宅取得計画の初期からご相談にいらっしゃる方でしたら、弊社の場合必ず住宅取得後の家計のシミュレーションを作成して、無理なく返済できる額を決めるので、あとはより有利な住宅ローンを探せば良いのですが、この過程を経ないで相談に来られる方が多くシミュレーションができないのです。
このような相談は大変心配なのです。
是非初期の段階から相談にいらしてほしいのですが、弊社のホームページの見せ方がそうなっているのか、契約後の方が多いのです。
借り過ぎにならないためにも住宅資金計画の相談は早い段階でいらしてほしいと思います。