週末は2日間、大手企業の社員様向け住宅取得セミナーで講師を務めてきました。
テーマは『インターネットでは見つからない!あなたに合った土地を見つけるための5つのポイント』と『銀行は絶対教えてくれない!有利な住宅ローンの選び方』の2つで、どちらも毎回好評らしく今回もご依頼をいただきました。
現在、住宅新築用の土地を探すのは相当困難な時代になっています。
地価が上昇傾向なので、売地が出ても仲介業者はまず建売業者に紹介します。建売業者は以前なら2区画以上に分筆できる土地以外買わなかったのですが、今はそんなことは言っていられないということで1区画でも購入するようになっています。
もちろん住宅ローンは利用しないので購入の可否の結論が早い。エンドユーザーは競争に勝てません。
そんな環境下でエンドユーザーが良い土地を見つけるには、仲介業者としっかりコミュニケーションを取ることぐらいしか方法はありません。
丁度今この企業さんの社員さんで、弊社が土地探しのお手伝いをしているお客様があるのですが、その方から「吉田さん、弊社でセミナーするなら私から同僚社員へのアドバイスとして伝えてください。」とありがたい言葉をいただきました。
「不動産業者に行って希望条件のアンケートを書いてきて、待っていてもだめですよ。」
「不動産業者には最低2回、できれば3回は顔を出さないと良い土地を紹介してもらえない。実際私がそうでしたから。そうお伝えください。」とのこと。
まさにその通りで建売業者などと競争してエンドユーザーが土地を入手するには、そのくらいコミュニケーションしておかないといけないのです。さっそくそのお話をしておきました。
このお客様は、私が紹介した5社以外にも不動産業者をこつこつと回られ(3回以上)、最終的には表に出ていない好物件を先月契約されました。
インターネットで見ているだけでは良い土地情報は入って来ません。
セミナーではただ回数会うだけでなく、不動産業者とどう付き合うかなどもお話しています。