2019年10月1日から消費税10%への増税が予定されています。
自民党総裁選挙があるので安倍総理は増税実施を明言していませんが、逆に言えば「延期」を明言しなない限り予定通り実施するとも受け取れます。
住宅に関しては、いつも通り特例により
1.2019年9月30日までに完成・引き渡しをすれば8%
2.2019年3月31日までに請負契約をしておけば、引き渡し時期に関わらず8%
となります。
3月31日までの請負契約となれば、土地から探す人はそろそろ目途をつけなければならない時期ですが、市場は意外に静かなようです。
慌てて土地を探している人が少ないとも言えますが、地価が上がり過ぎて手が出ないのかもしれません。
いずれにしても消費税増税までの注意点としては、毎度おなじみの2点。
1.3月31日までということで駆け込み契約をしないこと(無理な契約締結はあとでトラブルを起こします)
2.9月30日に向かって駆け込み完成をしないこと(無理な施工もあとでトラブルを招きます)
そして建売住宅に関して言えば、増税後の方が安くなる可能性が高いと考えられます。特にパワービルダーと言われる大量供給事業者の物件は、増税後に大幅値下げする可能性があります。
前回8%への増税の時は、知る限り最大800万円値引きの例がありました。